フィンランドで自炊したときの、その他の写真。
キッチンはこんな感じだった。電気コンロが2口、その下にオーブン、電子レンジや食洗機はなし。シンプルにできているのでオーブンも使い方がわかりやすく、パンを温めるのにも手軽に使えた。本当はオーブン料理もしてみたい。4日使ったらだいぶ慣れたが、意外と不便なのが菜箸がないこと。普段は調理も盛り付けも箸が主力であることに気づく。
ハーブ類は小さい鉢に入ったまま売っている。時間がたっても新鮮なまま使えて、とても合理的だと思う。今回はディルだけ買って、スープもパスタもステーキの付け合わせもみんなディルを入れた。アイスにも載せそうになったが踏みとどまった。
フィンランドは乳製品がいろいろあって、voi(バター)、viili(ヴィーリ、さっぱりして粘りのあるヨーグルトのようなもの)、tuorejuusto(よく知らずに買ったが、たぶん脂肪分低めのクリームチーズ)の3種を買った。
ヴィーリはこんな感じ。冷凍のブルーベリーを載せたら思いのほかすっぱかったので、はちみつもかけた。独特のとろっとする感じが好きで、フィンランドに行くとよく買う。
クリームチーズはブルーベリーのソースと一緒にデザートにしたりパンに塗ったりして食べたほか、あとで卵と合わせてカルボナーラ(のようなもの)にも使った。
からす麦のパン。フィンランドでは白くてふわっとしたパンはほとんど見かけない。黒パンにもカリッとしたのやもちっとしたのやいろんなものがあり、穀物の違いによっていろんな種類の甘みのようなものがあっておいしい。麦の文化だなと思う。
"Kuusi"と書いてあるアイスクリームは、ちょっと高級なスーパーで何味かよく分からずに買ったが、あとで調べたらトウヒ(モミの木の仲間)の樹液の味らしい。この木のシロップはお土産にもらったことがあって、とてもおいしいです。アイスクリームはうっすら緑色。帰りの飛行機では"Mänty"味のアイスが出てきて、英語で"Pine"と書いてあったが、パイナップルではなく「松」。森の民すごい。
ピーラッカを作るつもりでライ麦粉も買ったが力尽きて持って帰ってきたので、あとでうちで作ろうと思う。